ふじねこ の 妊婦な日々

2017年8月出産予定の36歳初産婦。ストレスフルでフルタイム正社員だけど、ほんとうは猫のようにのんびり暮らしたい、ふじねこの妊婦の記録です。

出産の記録 小噺いくつか

はじめての出産でそのほかに印象に残ったことをいくつか記録。

あんなに頑張ったのにどんどん忘れていくもので、ここに書いておかないと育児の記憶に塗り替えられてしまいそうなので。

 

出産直後は興奮で眠れなかった

あんなに苦しんだのに、疲れているのに、赤ちゃんが生まれた途端に興奮してエネルギーがみなぎってくるという。。。

例にももれず親バカになっています。

サルか小動物のようなひょろい我が子がとてつもなくかわいい。これがお腹の中にいたなんて。

そしてしぼんだお腹を見て、あぁもう居ないんだなあと不思議な気持ちになりじんわり涙が出ました。たぶん嬉しいのと寂しいの、両方の涙です(^o^;)

出産後の入院でも、幾度となく泣くことになるのですが、それはまたの機会に。

 

夫の(意外な)活躍

「血とか苦手」と宣う夫に何とか立ち会ってもらったのですが、出産当日の夫の活躍は目覚ましかった!

陣痛が来たときにぐいぐいお尻を押してもらえて本当によかった。陣痛がおさまったときに水をくれたりして。

よく、立ち会いで奥様の必死な姿をみて引いたという旦那様と、出産に感動して立ち会ってよかったという旦那様がいるというけれど、夫は幸いにも後者だったみたい。そんな夫を見た私が意外すぎて感動していました。感謝です。

ただ、いきんでいるときに「旦那さん汗!汗ふいてあげて!」と助産師さんに言われていたけど、私が汗っかきすぎて夫でもふききれなかった... 

 

佳境での電話(出れない)

子宮口全開になり、何度かいきんで「いいよーだんだんいきむの上手くなってきたよー」と言われてきたころ、突然聞き慣れた携帯のバイブ音がしました。

あ、私の携帯に着信だ、と思うももちろん出られず。すぐ切れるだろうと思いきや、2、3分しつこくバイブし続けていました。余裕のない私は、こんなときに誰だ!とキレてました。

後からわかったことですが、電話は義母からでした。

義母は遠方にいますが所謂初孫フィーバーというやつで、妊娠中はたびたび電話をくれていたのです。このときもその一環だったようです。

着信の少し後に「暑いね。今日予定日だから電話してみました」という呑気なメールが来ていました。もー(^_^;)))

ちなみに、出産後も電話かかってきます。毎回「写真送って」と言われるのがしんどいので、みてねをセッティングしました。みてね、便利です!

 

部活やってた?

子宮口全開でいきむもなかなか生まれず「まだ?まだ生まれない?」と焦る私に医師がひとこと

「学生の時、部活とかやってた?」「旦那さんは何かやってた?」

ふぇ??いきなりなんだ?ってなりました。

医師によると

「出産は部活っぽいところあるのよねー。頑張って頑張って死ぬ気で練習して、もうだめだって思ったところからが勝負で、その先の根性で生まれるみたいな…」

ということらしいです。

まるっきり運動音痴ですが、一応高校では剣道部所属だった私。

そのときにも、当時の指導者に

「ぶっ倒れるまで稽古しないと、良い面打ちはできない。余計な力が抜けたところの振りが一番美しい」

とか言われたなーと、昔を思い出してしまいました。確かに根性系ではあった…

出産の記録 ③

出産の記録の続きです。

 

ようやく子宮口全開

15時頃、もう一人先輩助産師さんらしき人が増えて、内診したら「9センチ、いや10センチかな、うん、全開!」というところまで来ました。それから私の足元が一気にあわただしくなり人が増え、なにやら色々な準備が始められました。

あ、もう生まれるのかな?と思いきや、「これからが本番だよー。といってもあと2、3時間くらいだよ」と言われてまたまた愕然。ネットでよくみる『子宮口が開いてからはあっという間に生まれた』というのはまやかしだったのだろうか。。。

いきみたい感じというより、もう痛くてどうしようもない感じ。そのうちちょうど勤務中だった主治医も現れました。

 

さあいきむよ!

 いつのまにか分娩台が変形し、解剖されるカエルのような格好になっていました。助産師さんのリードでいきむも出てくる気配はなし。まだ先が長いようです。

医師から、赤ちゃんがしんどいので吸引しますね、という説明がありましたが、何度かいきんでも吸引はされずに、「頭見えてきたよ、もう少し!」「いまL卵くらい頭見えた!」と励まされる時間が続きました。いま考えれば、吸引するにしてもある程度頭が出ていないとできなかったのかな?と思いますが、リアルタイムでは「まだ?まだ生まれない??吸引は?」と息も絶え絶えでした。

L卵くらい頭が見えてからさらにいきむこと数回。医師に「切開するから麻酔するよー」と言われ次の陣痛でぱちんと音がして会陰切開、そのまま吸引の器具で引っ張り出されて

、、、

 

娘が生まれました!

 

生んだあとやたら興奮

私の第一声は「ぁあー、生まれたあ」

医師によるとへその緒が絡まっていたそうです。そのあとは医師や助産師さんと話をしながら親子ともに処置を受けました。会陰切開はできればしたくないなあと妊娠中はオイルマッサージをしていたのですが、吸引するのに必要なのであっさり切られました。切開や縫合の痛みはなかったです。

 

そのまま分娩台でカンガルーケアをして、夫とおしゃべり。疲れているはずなのに興奮していてやたらしゃべりました。「促進剤を入れてもっと痛くなるのが怖かった」とか「まだ生まれないのーとキレていた」とか「もう切ってくれと思った」とか「吸引されると頭長くなるって本当だね」とか。そのあと実母が来ていたので分娩室に入ってもらい赤ちゃんを見てもらいました。

 

陣痛促進剤のお陰か、子宮の収縮は理想的で出血も少なめだったようで2時間ほど分娩室で過ごしたあとに病室に移動。口は達者でしたが、やはり体はガタガタで車椅子で運ばれました。母子同室なのでベッドの隣には赤ちゃん。座ると会陰の傷が痛い!

 

やっと長い1日が終わりました。

喉元過ぎれば熱さ忘れるとはよく言ったもので、産んだあとは娘のかわいさで出産の恐ろしさがふっとんでいますが、、、

 

頑張ったなあ、私!(自画自賛)

おめでとう、娘!

出産の記録 ②

続きです。

 

開け子宮口!

いつの間にか助産師が交代し、陣痛に耐える時間が続きました。

お尻を押すと楽!と聞いていたのは本当でした。ただ、助産師さんが小柄な方で、お尻を押してくれているのだけどどうも弱い。そして助産師さんもずっとそばにいてくれるわけではないので心細い。。。

お産のとき夫は役に立たないと言いますが、我が家の場合、夫の活躍が目覚ましかったです。陣痛くる→夫が押して一緒に呼吸→陣痛おさまる、のループを何度となく繰り返しました。固い分娩台の上でうつ伏せになったりしていました。

 

破水するも進まず

午前中を分娩室ですごしていたところ、お昼ごろ生暖かい水が流れる感覚がありました。その直前に助産師さんに「お昼ご飯たべられそう?」と言われ、何とか食べれるものだけ食べようと試みましたが、それどころではなくなり、「なんか出た!水みたいの出た!」と叫んでいました。

内診の結果やはり破水とのこと。そしてお産の進み具合を確認されたのですが、子宮口7センチのまま、何と入院してから進んでいなかったのでした。愕然。

 

その後、医師が登場。子宮口が開いていないばかりか、陣痛の間隔が開いてきている、このままだとお産が長引き、体力を消耗することになるので、陣痛促進剤を入れましょうと。このときに「促進剤入れたらいつ頃生まれますか?」と聞くも「今日中に生まれれば早いほう」と言われて、またも愕然としました。まだ正午すぎなのに、そんなにかかるのか。

そのあと陣痛促進剤を使うことに同意する文書に私の代わりに夫がサインしました。文書の説明をする医師の説明が丁寧で(平常時ならよろこばしいことなんですが)、しかも夫は医師に質問までしていて、私は早くしてよーとイラついてました。

 

陣痛促進剤を点滴されてから子宮口全開までの記憶が、正直あいまいです。

一定時間ごとに陣痛促進剤の量を増やされながら、だんだん間隔が狭まってきた痛みに耐えていました。

 

もうちょっと続きます。

出産の記録 ①

出産から早いもので1ヶ月半!いや、もうすぐ2ヶ月!ブログを放置しっぱなしでした。

娘は1ヶ月健診を突破し、私の元気と睡眠時間を吸いとりながら成長しています。

生まれたときは小動物系のかわいさがありましたが、いまは立派なヒトの赤ちゃんになっています。

 

いま思うのは、妊娠中に産後のことって全然考えていなかったなあということ。

知らないことが多すぎ。あと助産師やら保健師やら医師やらの育児方法のアドバイス、みんな言うことが違うヾ(・д・`;)

統一してくれーと思いつつ。最初の1ヶ月間は思った以上にメンタルが弱くなって不安と母になったうれしさでほぼ毎日泣いてました(泣)

 

よくある感じですが、出産の記録をしておきたいと思います。

私自身、いろんなブログの出産記録をよく読んでいたので、この記事を書くことが結構楽しみではありました。

 

陣痛のはじまり?

予定日1日前におしるし、前駆陣痛らしきものがあったのは過去記事にしましたが、予定日をすぎそう、と健診で言われていたので、夫や母には「まだだってー」とか言っていました。

そして予定日当日。午前1時頃就寝。その一時間後の午前2時くらいから、なんだかお腹がいたくなりはじめるのでした。

前日の腹痛のときインストールした「陣痛きたかも」アプリで寝ぼけながら痛みの感覚を計り始めました。

計り始めは8分から15分くらいの間隔で、「これも前駆陣痛かな」とか思っていましたが、いつまでたっても前日のようにおさまらない。で、さっきより痛くなってきた😖💥

病院には間隔が10分を切ったら電話するように言われてるし、別室で寝ている夫を夜中に起こして大騒ぎするのもなあ、、、と思い、一人で耐えていました。

そのうち夫がお手洗いに起きてきて、痛がっている姿を発見されてしまいました。この時午前4時過ぎ。

まだ10分を切ってないから、と夫に告げて二人で様子見。6時ごろようやくコンスタントに7~8分くらいになったので、病院に電話しました。

 

電話出ない、、、?!

陣痛が来たときは産婦人科病棟に直接電話せよ、とのことでしたが、電話の呼び出し音は鳴れど、いっこうに繋がりませんでした。痛いのに!いま考えれば、病院の夜勤日勤交代の時間帯で誰も出なかったのかもしれません。

何度か陣痛の波をやり過ごして、その間にいつも通りの朝食(夫が気をきかせて作ってくれました)を食べて、30分後にまた電話。こんどは助産師さんに繋がり、とりあえず病院に行くことになりました。

ここで夫は素早く会社に今日休むかもメール

 を送り、私は何故かパジャマから普段着に着替えました。そのくらいの余裕はありました。

病院までは徒歩5分ですが、途中一度陣痛の波が襲ってきて、手を膝についてやりすごしました。

 

分娩室に通される

病棟につくと、陣痛室は先客がいたらしく、分娩室に通され、助産師さんに内診してもらいました。「陣痛と思って病院行ったけど、子宮口が開いていなくて帰された」といったネットの体験談をよく読んでいたので、助産師さんには「全然子宮口開いてなかったりしたら、すみません」と言ってました。

内診の結果、「おー、結構開いている!7センチ。入院です。これ(病院のパジャマと産褥ショーツとむくみ防止ソックス)に着替えてねー」とのこと。「ご自宅で頑張ったね」とも言われて、あれ?私すでに結構頑張ってた?もしかして早めに生めるのでは?なんてこのときは思っていました。

実家の母に「入院になったよ」、入院の荷物を取りに一度自宅に帰った夫には「ペットボトルの水を買ってきて」とLINE をして、分娩室での1日が始まりました。

 

40w0d 生まれました!

予定日2日前の健診では「まだまだ」感を出していた赤ちゃんですが、嘘のように予定日当日である昨日生まれました!

約2800グラムの女の子です(*^.^*) 健診時の見立て通り笑

明け方から陣痛が10分間隔を切り、16時過ぎに出産。経腟分娩でしたが、最後は吸引もしてもらいやっと出てきてくれました。私にとっては長い時間でしたが、一般的には比較的安産だったようです。

母子とも元気です。
そして赤ちゃんはすばらしく夫に似ております。

取り急ぎご報告まで。



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予定日まであと1日!(おしるし!?)&昨日の健診

予定日まで迫ってきました。予定日前の最後の健診に行ってきました。

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ほんと、いろいろあったよねえ。

 

NSTではあいかわらず大人しい…

39w5dの健診。NSTは相変わらず40分くらいとりました。中の人は途中でご就寝されたようで、モニター結果を見にきた助産師さんが困っていました…

挙句の果てには「ちょっと音と振動で刺激するね」と小型マッサージ機?のような振動する機械をお腹にあてられたけれど、それでも少し反応したあとに頑固にご就寝。起きない!

毎回のNSTのたびにここまで大人しいと心配になってきますが…

 

安心して予定日過ぎてください、と言われる

NST後に医師の問診と内診がありました。

正直一週間前の健診と何か変わった自覚はない、ということと、先ほどのNSTのことと、「予定日を過ぎたらどうなりますか?」と聞いてみました。

まずNSTは、起きているときもあるしそのときはとても元気だから、大丈夫、とのこと。うーむ。今後も胎動だけは気を付けてチェックしていようと思います。

そして予定日を過ぎたら週2回受診することと、陣痛が来ない場合は41週中には産めるように計画分娩の相談をするということでした。

 

超音波エコーでは2900グラムまで成長していました。

エコーと内診時の医師のコメントは、

「頭が真ん丸ですねー。産道を通るときに頭を変形させるのだけど、まだ空間が広いから変形してない」

「立派な胎盤です。羊水もたっぷりですね」

「赤ちゃん下がってきていないわけじゃないんだけど…うん、骨盤の空間が広いのかな。そして子宮の入り口も閉じてます。赤ちゃん快適そうです」

「ん、なるほどー」

だそうです。『なるほど』が何を意味するのかよくわかりませんが。

総評としては『安心して予定日過ぎてください』とのこと。

うーん、生まれても大丈夫だけど、骨盤の空間が広くて頭が狭いとかがないから、快適で中の人が出てくる気分ではない、ということのようです。

骨盤が広いとは、初めて言われました。

昨晩はお腹に向かって「快適なのはわかるけど、下に出口があるからね、そこから出てくるんだよー」と話しかけまくったのは言うまでもありません。

 

そして、補助券がなくなったので、この日のお会計は8000円越え!ちょっと痛い…

 

予定日まであと1日!

一晩寝て、今朝の話(本題)。生理痛のようなお腹の張りで目覚めました。

お手洗いに行ってびっくり。けっこうな出血をしていました!

色、量ともに生理初日くらいのもの。お手洗いの中で叫んでしまいました(笑)

昨日の内診もあっさりしたもので、いわゆる「グリグリ」はなかったように感じましたが、刺激になったのか?

それとも、これが、おしるしというやつなのか???

 

病院の母親学級では、おしるしはおりものに血が混じる程度、なんて聞いていたけれど、そんな可愛い量ではないので、病院に連絡しようかと思ってしまいました。起床後30分ではすでに出血が止まっているようでしたので、いまのところエンジェルサウンズ片手にちょっと様子を見ています。

 

あと軽い生理痛レベルのお腹の張りは来たり引いたり。間隔はバラバラで数分~30分くらい。そして痛みの持続時間も長くて20秒ほどと短い。これが前駆陣痛かしら?

 

これを書いている今も胎動はあり、中の人はこんなときでもしゃっくりして呼吸の練習をしている模様です。

昨日のNSTといい、生まれる前から頑固なマイペースさんなのか?

 

 

いよいよですかね??

予定日まであと6日!

39w1d。今日で予定日まであと6日となりました。

 

出産の兆候は…特にありません。ただ毎日ドキドキしています。

一般的な臨月のマイナートラブルは、便秘以外はほぼあって、特に疲れやすかったりしています。

 

38w5dの健診では医師に『うん、順調』と言われたのみ。内診では『赤ちゃん下りてきている。これから開くよ』と言っていました。開く、というのは子宮口のことかな。ということは今はまだ全然開いていないということかな???

 

胎動は激しい時とおとなしい時があります。内弁慶ちゃんのようで、健診のNSTの時に何故かおとなしくなり、モニターする時間がちょっと余計にかかります。助産師さんには『時間かかっちゃってごめんねー』と言われるが、むしろこちらがすみません、という感じ。

 

健診の帰りには、有名なジンクスどおり、焼き肉ランチを食べて帰りました。

そして、今回の健診で、14回分ある妊婦健診の補助券をすべて使い切ってしまいました。次からは自費です(涙)

次の健診までに生まれないかなあ…

スクワットとかもしなきゃダメかなあ…

 

安産、母乳に良いというハーブティを飲んでみています

もともと紅茶やコーヒーが好きでよく飲んでいましたが、カフェインを気にして飲めないので、妊娠がわかってからはデカフェか、ルイボスティーにしていました。それに加えて、最近はハーブティを取り入れています。

 

こちらは『妊婦さん応援』をうたっているラズベリーリーフティ。安産のお茶だそうです。

しかし、飲みやすいというレビューに反して、ルイボスティーと比較するとやっぱり癖があります。

 

セレッシャル 20BG レッドジンガー

セレッシャル 20BG レッドジンガー

 

そして近所のスーパーで賞味期限間近のため叩き売りされていたハイビスカス&ローズヒップブレンドティー。これは妊娠前にも飲んだことがあり、酸っぱいのですが、その酸っぱさが気分転換に良いです。ホットまたは薄めのアイスティーにして飲んでいます。

 

※ハイビスカスは妊娠中(とくに中期まで)はあまりよくないという説があったり、また上記ブレンドには妊娠、授乳中に良くないとされるペパーミントや甘草(リコリス)も少量ブレンドされているようです。といっても、個人的には、一日1~2杯では多量摂取というところまでには到底及ばないと思っていますが。ご飲用は自己責任で。

 

以上の2つを正期産に入ってから一日1~2杯飲んでいます。

正直、紅茶やルイボスティーのほうが断然飲みやすいですが、たまに飲むには気分転換になります。どちらのお茶もやっぱり癖はあるので、はちみつを入れるとぐっと飲みやすくなりいい感じ。

効能はいまのところ不明。安産だといいなあ。