ふじねこ の 妊婦な日々

2017年8月出産予定の36歳初産婦。ストレスフルでフルタイム正社員だけど、ほんとうは猫のようにのんびり暮らしたい、ふじねこの妊婦の記録です。

出産の記録 ③

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出産の記録の続きです。

 

ようやく子宮口全開

15時頃、もう一人先輩助産師さんらしき人が増えて、内診したら「9センチ、いや10センチかな、うん、全開!」というところまで来ました。それから私の足元が一気にあわただしくなり人が増え、なにやら色々な準備が始められました。

あ、もう生まれるのかな?と思いきや、「これからが本番だよー。といってもあと2、3時間くらいだよ」と言われてまたまた愕然。ネットでよくみる『子宮口が開いてからはあっという間に生まれた』というのはまやかしだったのだろうか。。。

いきみたい感じというより、もう痛くてどうしようもない感じ。そのうちちょうど勤務中だった主治医も現れました。

 

さあいきむよ!

 いつのまにか分娩台が変形し、解剖されるカエルのような格好になっていました。助産師さんのリードでいきむも出てくる気配はなし。まだ先が長いようです。

医師から、赤ちゃんがしんどいので吸引しますね、という説明がありましたが、何度かいきんでも吸引はされずに、「頭見えてきたよ、もう少し!」「いまL卵くらい頭見えた!」と励まされる時間が続きました。いま考えれば、吸引するにしてもある程度頭が出ていないとできなかったのかな?と思いますが、リアルタイムでは「まだ?まだ生まれない??吸引は?」と息も絶え絶えでした。

L卵くらい頭が見えてからさらにいきむこと数回。医師に「切開するから麻酔するよー」と言われ次の陣痛でぱちんと音がして会陰切開、そのまま吸引の器具で引っ張り出されて

、、、

 

娘が生まれました!

 

生んだあとやたら興奮

私の第一声は「ぁあー、生まれたあ」

医師によるとへその緒が絡まっていたそうです。そのあとは医師や助産師さんと話をしながら親子ともに処置を受けました。会陰切開はできればしたくないなあと妊娠中はオイルマッサージをしていたのですが、吸引するのに必要なのであっさり切られました。切開や縫合の痛みはなかったです。

 

そのまま分娩台でカンガルーケアをして、夫とおしゃべり。疲れているはずなのに興奮していてやたらしゃべりました。「促進剤を入れてもっと痛くなるのが怖かった」とか「まだ生まれないのーとキレていた」とか「もう切ってくれと思った」とか「吸引されると頭長くなるって本当だね」とか。そのあと実母が来ていたので分娩室に入ってもらい赤ちゃんを見てもらいました。

 

陣痛促進剤のお陰か、子宮の収縮は理想的で出血も少なめだったようで2時間ほど分娩室で過ごしたあとに病室に移動。口は達者でしたが、やはり体はガタガタで車椅子で運ばれました。母子同室なのでベッドの隣には赤ちゃん。座ると会陰の傷が痛い!

 

やっと長い1日が終わりました。

喉元過ぎれば熱さ忘れるとはよく言ったもので、産んだあとは娘のかわいさで出産の恐ろしさがふっとんでいますが、、、

 

頑張ったなあ、私!(自画自賛)

おめでとう、娘!